酸化還元電位なんて、日常生活ではきっとまったく聞いたことがない言葉だと思います。
ですが、これが私たちの生活にもけっこう関係があるものなんです。
この酸化還元電位、Oxidation−ReductionPotentialの頭文字を取ってORPと呼ばれることが多いので、ORPという文字のほうが目にしたことがあるかもしれません。
標準水素電極と白金電極の２つを水溶液に差し込み、その電位差を検出するというものです。
これでわかるのは、酸化傾向になるのか還元傾向になるのかになります。
この場合、水溶液の濃さなどはあまり関係がないようです。
もっとも、濃いとそれなりに強い反応になるらしいので、まったく関係ないとは言い難いものがあります。
これを使えば、水道水や川の水が、酸化傾向になるのか還元傾向にあるのかがすぐわかるのです。
考えたくないことですが、いつも飲んでいる水道水なども、酸化傾向にあるものが多いといいます。
酸化つまり、サビているということです。
お肌のサビは即老化ということですから、これは女性にとっては由々しい問題でしょう。
どんなに美容に気を使っても、酸化傾向にある水道水を飲んでいたとしたらどうでしょう。
それを考えれば、還元傾向のある水を飲むのが良いということなります。